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Curl Ver 6.0 ついに正式リリースしました! - Printable Version

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Curl Ver 6.0 ついに正式リリースしました! - hmino - 07-19-2011

RIAエバンジェリスト 三野 凡希です。

みなさん!お待たせいたしました!(本当にお待たせした。)
遂にCurl Ver6.0が正式リリースされました。今回はVer6.0で追加された機能について独断と偏見でChoiseさせていただき、ざーっとご紹介いたします。ダウンロードはこちら[Image: paper.gif]

◆Apple Mac OS X プラットフォームのサポート
Mac OS X のユーザーは、このバージョンの Curl RTE から利用することができるようになりました。現在はベータ版のみ利用可能です。Mac プラットフォームをサポートするために、いくつかの Curl API が新たに追加されました。全てのプラットフォームで動くアプリケーションの作成についての詳細は、「クロス プラットフォーム アプレットの作成」 を参照してください。

◆スタイル化された シート と スタイル化された コントロール
バージョン 6.0 GUI ツールキット は スタイル化されたシート と "スキン" が適用できるコントロール に対して低レベルのサポートを行うための機能追加が Curl API に対して行われています。この機能を利用するためには、Curl の Webサイトを訪れ、「スタイル化されたコントロールのライブラリ」をダウンロードしてください。このライブラリを使い、コントロールの "スキン" として機能するイメージを提供することができるようになり、色や他の属性を用いてコントロールの見た目を指定することができるようになります。これにより、ボタン、タブ、そして他の GUI コントロール の外観をよりリッチに作成することができるようになります。バージョン 6.0 で行われたレンダリング機能の改善は、コントロールの外観をよりよく見せる為のサポートを行います。ライブラリには、スタイル化できるコントロール、新しい既定の外観、それに Curl スタイル シート の実装が含まれています。

◆レンダリング関連
アンチエイリアス処理、曲線の上手な処理、回転されたイメージをレンダリングする機能、および半透明性などを含む高性能なレンダリングへのより簡単なアクセス。「グラフィック オブジェクトのレンダリング」 を参照してください。

◆JSONサポート
JavaScript Object Notation (JSON) サポート。「JavaScript Object Notation (JSON) サポート」を参照してください。

◆サブアプレットおよびJavaSclriptとの通信
サブアプレットのプロセス通信とJavaScript(Ajax)との通信がサポートされました。

◆セキュリティ関連
Adobe Flash™ および関連技術によって使用される crossdomain.xml ファイルのサポート。「アプレットのアクセスを許可する crossdomain.xml のサポート」 を参照してください。

◆クリップボード貼り付け
Curl アプレット ユーザーによるイメージのクリップボードへの貼り付けのサポート。

◆テキストコントール
テキスト コントロールで選択されたテキストの「元に戻す」(CTRL + Z)、「やり直し」(CTRL + Y)、およびドラッグ アンド ドロップのサポート。「テキスト コントロール」 を参照してください。

◆印刷
ユーザーが用紙サイズおよびその他のプリンター属性を設定できる、ページ設定ダイアログの追加。「印刷」 を参照してください。

◆メニューコントロール
メニューがコントロールとして実装され、メニュー ボタン コントロールが追加されました。「メニュー」 を参照してください。

◆スクロールバーコントロール
スクロール バーがコントロールとして実装されました。「スクロール バー」 を参照してください。

◆GUIへの影の設定
GUI オブジェクトはドロップ シャドウをサポートするようになりました。「ドロップ シャドウの指定」 を参照してください。

◆RecordGrid
RecordGrid が、表示されたレコード セットの情報から計算された行の背景をサポートするようになりました。「計算による行の背景」 を参照してください。

◆定数定義
新しい def 構文は let に代わるものとして定数を定義します。letがデータ型の指定を要求するところで、def は与えられた値の型から次の例のようにデータ型を推測します。

def my-array = {Array 1,2,3,4}

◆uint、uint64のサポート
言語では、新しく uint と uint64 型がサポートされました。

◆TIFF、PNG形式のサポート
• image マクロが強化され、TIFF および PNG ファイル形式をサポートできるようになりました。「image」を参照してください。

◆Curl IDEヘルプの改良
ページをブックマークすることができます。「ブックマーク タブ」 を参照してください。

◆Curl IDEデバッガの改良
コード内の値を条件として動作するブレイク ポイントを作成することができます。「条件つきブレイク ポイント」 を参照してください。
オブジェクトの上にカーソルを置くことにより、デバッガで停止したアプレット内の変数の値と式を見ることができます。「値の表示」 を参照してください。
カーソルでマークされた行まで、停止したアプレットの実行を続けることができます。「指定された行まで継続」 を参照してください。

◆Curl IDEのディプロイメント機能の改良
IDE のディプロイメント操作を自動化できます。「自動ディプロイメント」 を参照してください。

駆け足でかなりのボリュームをご説明してきましたが、是非Curl IDEをダウンロードして使ってみてください!