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Roadmap 2011 - - hokada - 07-21-2011

岡田です。


初回ということで、まずは今後の製品の方向性として、ロードマップについてお話ししたいと思います。


我々のロードマップは、3本の柱「Platform」、「Components」、「Framework」を中心に考えています。
  • Platform - Curlの動作する実行環境
  • Components - 各種ライブラリやツールなど
  • Framework - Curlを含めたアプリケーション全体の開発及び実行環境
この3つの方向性をもとに、製品を開発をして、提供していきたいと思います。






■ Platform
現在、Curl製品はWindows/Linux/Macという3つの主要デスクトップOSをサポートしています。しかし、クロスプラットフォームを目指す我々としては、モバイル(iOS、Android、Windows Phoneなど)OSのサポートも同時に実施していく必要性があると考えております。
Curl言語で開発ができるもので、かつスマートフォンやタブレット特有のデバイス機能やUI(ユーザインターフェース)をサポートしているものを提供していきたいと思っています。こちらの方は、今年の秋ごろには、なんとか皆様が利用できるよう、現在開発を進めております。

ところで、デスクトップ製品であるCurl RTE/CDEの次期バージョン8.0は、今年秋口ぐらいに提供できるよう準備しております。詳細な機能については、またどこかで説明したいと思います。


■ Components
最近、「Curl External Library 」というライブラリをオープンソースで公開しました。このライブラリには、Excelライクなコントロールやアニメーションの画面遷移のためのコンテナなど、多くのコンポーネントが含まれております。今後も、UX(ユーザエクスペリエンス)を追求していき、UXコンポーネントを随時提供していきたいと考えています。
また、UXコンポーネントだけではなくて、デザインのためのツールなども提供していきたいと考えております。

それ以外に、「エンタープライズ・コンポーネント」として、特定分野のサードベンダー製品と連携したツールなども提供していきたいと思います。


■ Framework
最後にFrameworkです。Frameworkと言っても、Curlのクライアント・フレームワークのみではなく、サーバも含めたアプリケーション全体のフレームワークを提供していきたいと思います。(我々は勝手に「Application Integrated Framework」と呼んでいます。)これには、MVVM(Model/View/View Model)的なフレームワーク、リッチクライアント/サーバ・コンポーネント、CDEを拡張させた開発環境、RoRのScaffold的なもの、テストフレームワークなどなどを含めていき、開発スピード・生産性向上を中心に製品を完成させ、提供していきたいと思います。

また、これで終わりではなく、上記フレームワークというか、最終的にはクラウドで実行環境及び開発環境を、PaaSやDaaSとして提供できるような形に持っていきたいと思います。



以上が、現在我々が考えているロードマップです。詳細な話は追々していきたいと思います。

乞うご期待ください。



RE: Roadmap 2011 - - hokada - 08-08-2011

モバイル版については以下の無料セミナーでも、ちょっとしたデモをしながらご紹介する予定です。

http://www.curlap.com/event/solution/20110831.html


是非、お時間のある方はご参加を!

岡田